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屋根の上のバンド Band on the Housetop

ベンジャミン・R. ハンビー/ティモシー・ロースト編曲 Benjamin R. Hanby/ arr. Timothy Loest

  • 出版社
    FJH
  • Grade
    0.5
  • 演奏時間
    1:30
  • 曲想/ジャンル
    各セクション・フィーチャー
  • 品番
    GYW00133552
  • 対象
    小学校〜中学校(初級)
  • 用途
    コンサート。基本奏法の教材。
  • 演奏に必要な最少人数
    14

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● グレードと教育的な目的について ●

《アチーブ・マーチ》で紹介したグレード0.5のコンセプトに従いながらも、各楽器(順にフルート、オーボエ&バスーン、クラリネット&バス・クラリネット、アルト&テナー&バリトン・サクソフォーン、トランペット、トロンボーン、ホルン、ユーフォニアム&テューバ、打楽器)が1小節ずつフィーチャーされる場面が設けられている。それぞれのパッセージは非常にやさしいものの、初級者にとっては大きなモチベーションになるはず。このような曲でひとりひとりの奏者の自立した表現力を育てたい。ダブルリード楽器、サクソフォーン・セクション、ホルンが主役となる小節では、これらの楽器が手薄な場合に備え、他の楽器で代替できるようになっている。

作曲者と作品について

原曲はアメリカでクリスマス・ソングとして親しまれている《屋根の上で Up On the Housetop》で、タイトルも原曲名をもじったもの。アメリカのスクール・バンドのクリスマス・コンサート向けに出版された曲だが、日本では季節を問わず演奏してよいだろう。編曲者のローストはイリノイ州イタスカの中学校でバンド・ディレクターを務める傍ら、教育的な内容の吹奏楽曲を多数発表し、講習会の講師や客演指揮者としても全米各地で活躍している。

指導のポイント

このグレードの曲にしてはダイナミックスの指示が入念で、フォルティッシモとフォルテとメゾ・フォルテの違いに目を向けるよい機会にもなるだろう。それぞれの楽器が主役になる場面は、それ以外の場面とはっきり区別し、気持ちを切り替えて演奏したい。この曲に使われている基本的なリズムや音型を用いた8 小節の練習曲も巻末に用意されているので、ぜひ活用を。

◆ 中心となるパート

すべてのパートが等しく重要だが、打楽器がテンポをキープして正確に演奏することが特に大切になる。

◆ 主要な楽器の最高音

トランペットトランペット

編成についてのアドバイス

各楽器1パート。ただしトランペットはふたつに分かれる場面がある。上に挙げた代替可能な楽器を除く全パートが揃っていることが望ましいが、それでも管楽器は10名程度で演奏できる。打楽器は4名でまかなうことが可能だ。

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